POINT.1 明確な目的を持ちゴールを設定する
ポスティングをご依頼された方の多くは、ポスティングを依頼したことを一つのゴールとしてしまい、広告が配布されることに満足されてしまいます。しかし、それでは本当の効果は望めません。明確に目的を持ち、ポスティング成功の基準をどこに設定するかを考えてポスティングを依頼することが重要です。「配布したクーポンが5枚戻ってくる」「お問い合わせが10件ある」「入会希望者が2名」など、どんなゴールでもいいので具体的に考えておくことが後術するポイントに繋がっていきます。
POINT.2 広告の作り方を考える
広範囲に大量の広告を配布をしても、広告自体に魅力がなければ、すぐに破棄されてしまいます。広告の作製に失敗してしまってはポスティング自体が無駄な投資となってしまうこともあるのです。広告は必ず第三者の目を入れ、電話番号を書く位置、フォントの大きさ、色まで、しっかりと考えていかなければなりません。もちろん広告に関しては知識の浅い方も多いことと思います。プロにご依頼されるのも一つの手段ですが、ここでも注意しなければならない点があります。広告作製には集客広告とデザイン広告があり、ポスティングをする以上、デザイナーさんの綺麗なデザイン広告ではなく、集客の勉強を重ねたコンサルティング広告が有利となります。埼玉ポスティング協同組合加盟社は広告作製段階からのご相談もしっかりとお受けいたしております。
POINT.3 ポスティング結果を財産に変える
1.ポスティングをする 2.そこそこ集客がある 3.またお願いする
こういった考えを変えていきましょう。ポスティング結果は財産です。同じ時期に同じ地域に広告をまいたのに去年と今年で結果が違う。同じように時期をずらしただけでも、地域を変えただけでも結果は変わってくるかもしれません。ただ漠然と定期的に広告を配布するのではなく、この時期にこの広告をまいたらこうなったという結果とデータの収集までがポスティングの大切な一部です。全く集客できなかったとしても、失敗したデータが同じ失敗をしない為のデータに変わります。我々はこういった仕事を繰り返しておりますので、極力失敗しないデータを基とした提案をすることが可能です。是非ポスティングの結果をお店の財産に変えてみてください。
商圏を徹底的に分析する
基本的な商圏を把握するため、まずは左上地図を右上地図の様に「徒歩圏内」「自転車圏内」「車圏内」に分けて行きます。ベースとなる集客エリアを把握することで広告を配布する範囲の目安となります。
ここまでなら特に戦略的という表現は当てはまりません。埼玉ポスティング協同組合加盟社では更に現実的な商圏を分析していきます。例えば買い物をする時に、「直線距離では川向こうのA店の方が近いけど、橋を渡るのが混むから少し離れたB店に行こう」といった経験があるのではないでしょうか?商圏には「近くても行かない場所・遠くても行く場所」があるのです。その点を考慮し、先ほどの地図に「河川」の要素を加えたのが右地図になります。赤い地域が集客エリアの中の「現実的な商圏エリア」となります。ここまで商圏を絞り「現実的な集客エリア」を理解することで、広告の種類によっては、配布枚数(広告予算)を大幅に減らすことが可能になります。もちろん、広告の目的が認知度を上げることであったり、普段集客のできていない地域を意識するような場合は、ここまで絞り込む必要はないのですが、商圏がわかったうえで行うポスティングと、やみくもに配布する広告では全く意味が違ってきます。
上記ではわかりやすいように基本的商圏から「河川」に注目して「現実的商圏」を把握していきましたが、実際には下地図のようにかなり細かい分類をしていきます。「河川」「線路」「国道(大通り)」「高低差」を考慮して区分けしたものです。
例えば、小さなお子さまが学習塾に通う場合「大通りを渡らないような通学がしたい」と考えることもあります。前述した「近くても行かない場所・遠くても行く場所」は河川だけではなく道や線路、坂といったものにも当てはまる要素なのです。このような詳細な区分けで、ポスティングをした時期や地域をデータ化までしないまでも記憶しておくことで、POINT.3であげたように集客範囲や集客効果のデータがお店の財産となっていきます。やみくもにポスティングをしても、何故そうなったかという分析は難しく、冒頭の「会社によって結果が変わる」というのは大袈裟なことではないとご理解いただけるかと思います。
ここまで、ポスティングの配布枚数を減らす提案をしてきましたが、もちろん広告枚数が多い方がより集客効果は見込めます。それでも、お客さまの立場に立った場合、最小限の出費で最大限の効果を提案、提供するにはこういった戦略的なポスティングが必要なのです。
ポスティング会社の利益だけを考えればより多くの広告枚数を提案するべきなのですが「効果があるからこそ次の依頼がある」「効果があるからこそ信頼される」この考えを変えることはありません。だからこそ、まずはお客さまの利益と徹底的な予算削減を提案することで埼玉ポスティング協同組合とお客さまの信頼関係を築いていくことが最も大切だと考えています。